最近流行りのDAOとは
DAO（Decentralized Autonomous Organization）は「分散型自律組織」を指します。「はぁ？」という方は暗号資産、仮想通貨関連の話題だと思ってください。そして、暗号資産を自身の責任で運用システムに自立運用してもらうサービスをDAOと言います。厳密に言うとブロックチェーン技術の実装サービスなのですが、ここでは気にせず行きましょう。
暗号資産
最近は仮想通貨という呼び方より暗号資産と呼ぶことが多いようです。「通貨」としての機能が備わっていないということらしいですが、ステーブルという価値の保存にリーチした暗号資産もあること、JPYCといって日本円にリンクしたコインもあることから一概には通貨としての機能が備わっていないということも言えなくなりました。
ブロックチェーン
聞いたことはあると思いますが、トランザクションハッシュという暗号資産の取引履歴をインターネット上でたどる技術があります。それがブロックチェーンという技術です。
流行りのDAO
少し前…といっても流行り廃りの速すぎる魔界において数週間前くらいの話ですが、「～SWAP」「～DEX」が様々なネットワークで立ち上がりました。そして…消えていきましたｗ
そして、今は「～Protocol」といったDAOが隆盛を極めています。他のブログ記事に書いているように、草コインは例外なく墜落します。それが遅いか早いかで優秀さが決まります。そこで、「～Protocol」勢は思いつきました。なるべくサービス内でコインを循環させればエコ（循環）が成立するんじゃないか？と。そこで、ｓトークン、ｐトークン、ｂトークンというステーキングのため、プールのため、ファーミングのためのコインをサービス内コインとして作っていきます。段階的にリリースしていき、全てのサービスが出そろうとFull Protocolとなりサービスは死んでいきますｗ
Swap
コインを交換するサービスを指します。「～Swap」という暗号資産系のサイトを見かけたこともあるでしょう。
DEX
Swapサービスと同じようなモノと考えて下さい。正確に言うとCEXに対してDEXなのですが、気になる人は調べて下さい。
Protocol
非中央型分散型自立組織でのプールやファーミング機能などサービスを指します。DAOのサービスなんだぁと思っていただけたらと思います。
DAOで稼ぐ仕組み
DAOProtocolで稼ぐ仕組みはシンプルです。ラインナップされたコインをプールにいれてDAO内コインをゲット、それをファーミングします。ファーミングで稼いだDAO内コインをボンドコインに替えて更なる利ざやを得ます。
- ラインナップされたコインをプール
- DAO内コインファーミング
- DAO内コインをボンドコインにつなげてプール
ラインナップされたコインをプール
まずDAOProtocolはプールが解放されます。そこにラインナップされたコインを入れるのですが、当初のDailyAPRに驚くことでしょう。なんと当初は日利数１０％～数100％という数字が提示されます。日利ですよ。10000円入れたら次の日には20000円になっているということも…
しかし、当然、残念ながらその数字はプール解放と同時に崩れ落ちます。プールしてくる金額に合わせてAPRは変化してしまうのです。1人で100ドル預けた状態がずっと続けば日利数１０％～数100％は成立するかもしれませんが、DAOには世界中からイナゴが集まります。一瞬でプールに数千、数万ドルが集まります。そして、一瞬で日利は崩れ落ちます。
DAO内コインファーミング
プールにいれたコインがそのままリターンとして返ってくるわけではありません。帰って来るのはDAO内の草トークンですｗ
草トークンが墜落しなければ利益となりますが、参加者はだれも草トークンなど保持することはありません。手に入ったら直ぐに売ります。なので、必然的にDAO内トークンは墜落していくのです。
それを覚悟で、プールで稼いだトークンをファーミングに費やします。そうするとプールよりも更にお得なAPRが得られることが多いです。
DAO内コインをボンドコインにつなげてプール
最後に稼いだトークンをbコイン（ボンドコイン）にスワップしてプールします。そうすると更なるAPRが得られます。しかし、この辺りでみんな築きます。「APRリターンのトークンが暴落してゴミになりつつある…」と。
bコインプールが出そろうとDAOProtocolがFull Launchとなり、サービスは終了します（実際には終了していませんが、実質終了です）。
DAO Protocol所感
最初のプールローンチに一番最初から参加しているかどうかで稼げるかどうかは決まってきますが、結論として「パッシブインカムの追及はそれほど稼げない」です。もし、大きく稼ごうとするのならDAO内トークン売買でのキャピタルゲインを狙う必要があります。しかし、これも流動性が著しく低かったり、クジラの存在などにより大きな損失を発生させる可能性があります。
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