当記事では国内外の仮想通貨取引所をまとめて解説しています。
各取引所の特徴や始め方、稼ぎ方など仮想通貨初心者さんでも分かりやすいように用語解説を交えて説明させて頂きます。
仮想通貨取引所
仮想通貨取引所は仮想通貨を取引する場所です。
様々な仮想通貨、もしくは法定通貨を用いて取引ができます。
取引所機能と販売所機能
仮想通貨取引所には取引機能と販売機能があります。
取引は仮想通貨所有者同士が売り買いする機能です。
取引所管理者が仲介し、仲介手数料を取ります。
販売所は販売所にストックされた仮想通貨を個人に売り出す機能です。
買値と売値の違い（スプレッド）を設定し、その値幅が取引所の利益となります。
中央型取引所と分散型取引所
取引や販売において管理者（社）が関わっている取引所を中央型取引所といいます。
英語でCEX（Centralized Exchange）と表記されます。
管理者（社）を必要としない取引所を分散型取引所といいます。
DEX（Decentralized Exchange）と表記されます。
国内/海外取引所の違い
仮想通貨初心者さんはまず、国内の仮想通貨取引所を検討されます。
しかし、国内の取引所は取扱柄数が乏しく、世界的なCryptoイベントやプロジェクトに参加することができません。
自然と海外取引所の検討を始めることになります。
大きな違いは以下の通りです。
- 取り扱い銘柄数
- ブロックチェーンネットワーク
- 取引手数料
- 運用方法
- 各種プロジェクトへのリーチ
①取り扱い銘柄数
国内取引所の場合、最も豊富に仮想通貨銘柄を取り扱っているところはGMOコインです。
GMOコインは22種類の仮想通貨銘柄を取り扱っています。
一方でBinanceやBybitなど海外の取引所は数百種類の銘柄が取引できます。
MEXCに至っては1,400以上の銘柄が取引できます。
②ブロックチェーンネットワーク
世界で話題になるNFTプロジェクトやメタバースプロジェクトの多くはBSCやアバランチ、ソラナネットワークといったブロックチェーンネットワークを使用します。
日本国内の取引所から利用できるブロックチェーンネットワークはイーサリアムくらいです。
最近ソラナやリンクを取り扱うところが出てきました。
③取引手数料
海外取引所の手数料は最大で0.2%程度です。
日本国内の取引所は取引手数料は低いですが、販売所のスプレッドが強烈です。
取引手数料に直すと5%程度になります。
④運用方法
運用とはステーキングや流動性ファーミングなどによる仮想通貨を増やすための仕様です。
国内でもステーキングがでるところはありますが、海外ほど運用方法が豊富ではありません。
国内の取引所は特に、ローンチパッド系が脆弱です。
ローンチパッドは新規発行コインを取得するためのシステムです。
所定の通貨を運用することで新規発行コインを取得できる可能性が出てきます。
⑤各種プロジェクトへのリーチ
NFT/メタバースプロジェクト、もしくはブロックチェーンプロジェクトなどは資金を集めるためにメジャーなCEX（中央取引所）にリスティングを試みます。
上場されないまでも、リスティングは大きな注目を浴びます。
そのマーケティングの脈絡もあり、各プロジェクトはCEXでトークンの新規発行を行います。
日本の取引所でコインの新規発行が行われたというニュースは聞いたことはありますか？
ほとんどやっていないのです。
これは大きな機会損失と言えます。
国内の仮想通貨取引所まとめ
はじめに国内の仮想通貨取引所の口座開設方法、使い方、取扱銘柄、各種手数料を解説していきます。
特徴や口座開設特典/メリットなども説明しているので、参考にして頂ければ幸いです。
※解説は社名A-Z順となっています。
bitbank
bitbankは販売所でのスプレッドを国内最狭に設定しています。
また、bitbankで扱うコインは全て取引所でトレードができます。
板取引でのトレードをお探しの方はbitbankを選択してもいいでしょう。
2022年8月時点で新規口座開設者に10,000円のボーナスが配られるキャンペーンを実施中です。
bitFlyer
bitfFyerの仮想通貨保管は全てコールドウォレット（インターネットにつながっていないウォレット）です。
また、$BTC取引高は国内随一となります。
口座開設ボーナスはポリゴンネットワークイベントで50,000円がゲットできます。
BITPOINT
BITPOINTは$JASMYや$KLEYといった国内では珍しいコインを取り扱っています。
$KLEYでのBCGローンチも目立ってきていることから、より注目される取引所となるでしょう。
口座開設ボーナスはいくつかのタスクをクリアすると3,000円入手できるようになっています。
CoinCheck
CoinCheckの親会社は東証一部上場企業のマネックスグループです。
独自のNFTマーケットプレイスを実装し、注目されています。
仮想通貨積立機能も利用できるようになり、仮想通貨運用にも力を入れてきています。
DMMビットコイン
DMMビットコインはDMMグループの運営する仮想通貨取引所です。
取引所ですが、板取引機能はありません。
販売所機能のみです。
しかし、Bitmatch注文により非常に低コストで取引ができます。
送金手数料も無料なので、海外取引所などへの送金する場合はDMMビットコインを使われる方が多いです。
FTX JP
FTX JapanはFTXグループの日本法人です。
話題のソラナネットワークを利用できます。
日本法人設立は2022年6月と、比較的歴史の浅い取引所ですが$SOLの入出金のために多くの人が利用しています。
GMOコイン
GMOコインはGMOインターネットグループの運営する仮想通貨取引所です。
取扱銘柄数は日本随一です。
入出金手数料が無料のことから、多くの人が海外送金に使用しています。
Houbi Japan
Houbi JapanはHoubiグループの日本法人です。
国内最多取引銘柄数と取引コストの安さが評判です。
Houbiグループは全世界でビジネス展開をしており、仮想通貨取引ノウハウも蓄積されています。
優れたUIと独自のFinanceをぜひお試しください。
LINE BITMAX
LINEの運営する仮想通貨取引所です。
LINE Payで仮想通貨が購入できたり独自のNFTマーケットプレイスを利用できます。
他にも暗号資産貸出しサービスなども展開しており、サービスは充実しています。
Rakuten Wallet
楽天グループの展開する仮想通貨取引所です。
取引所といっても販売所機能しかありません。
また、アプリでしかトレードができないようになっています。
ないない尽くしですが、楽天経済圏の方はポイントで仮想通貨が買えるのでメリットはあります。
SBI VC Trade
SBIグループの運営する仮想通貨取引所です。
各種手数料が無料なところと住信SBI銀行との連携ができる使いやすさがあります。
よくメンテナンスに入る取引所として有名です。
Zaif
Zaifは日本で取扱の無い珍しいコインを扱う取引所です。
オーダーブックトレーディングや自動売買など様々な取引方法を用意しています。
IEOなども計画されるので、逐次取引所の発表はチェックしましょう。
海外の仮想通貨取引所まとめ
海外の仮想通貨取引所の口座開設方法、使い方、取扱銘柄、各種手数料を解説していきます。
※解説は社名A-Z順となっています。
Binance
Binanceは世界最大の仮想通貨取引所です。
取引高は1日で数百億円以上になります。
日本人の方でも口座を持っている人は多いのではないでしょうか。
世界中のWeb3.0プロダクトはBinance上場を一つのステータスとしています。
Binanceに上場できれば一流プロジェクトとして認められてということです。
Bybit
BybitはBCG銘柄やNFT/メタバースプロジェクト銘柄を多くラインアップしています。
日本語サポートも充実しており、トレードツールも使いやすいです。
青汁王子さんがSNSで発言したことから大注目された取引所です。
Crypto.com
Crypto.comはクロノスネットワークの開発元CEXです。
クロノスを使う方はCrypto.comの口座を持っています。
ガス代の$CROを入手するのが簡単だからです。
Gate.io
Gate.ioは取扱銘柄がとても多い取引所です。
また、トレードイベントやローンチパッドイベントなど多く開催しています。
イベントのために口座を持っているという方も多いでしょう。
KuCoin
KuCoinは非常にリスティングが早いことで有名です。
NFTプロジェクトなどは資金を集めるためにKuCoinでまず新規発行をすることが多いです。
世界的なM2Eブームの際もいち早くプロダクト銘柄をラインナップさせました。
MEXC
MEXCは日本国内のインフルエンサー、有名トレーダーの間で有名です。
そして、有名人がSNSでトレード結果などを発表することで良いマーケティングになっています。
具体的にはリーダーボード（番付）が用意されており、一定以上の成績のトレーダーはキャピタルゲイン以上の報酬を手に入れることができます。
挑戦する方は多いですね。
OKX
OKXは独特な資金運用方法を用意しています。
中国の取引所ですが、かなり攻めていると言えます。
特にジャンプスタートをチェックしてください。
1,000%以上の銘柄を狙いましょう。
whiteBIT
whiteBITをご存知でしたか？
ステーブルで運用をお探しの方はぜひ覚えて帰ってください。
ドルペッグのステーブルコインを年利30%で運用できます。
まとめ
取引所を決める際は取扱銘柄、各種手数料、特典など様々な差異に迷います。
しかし、解決策はシンプルです。
複数の取引所を適所適材で使用すればいいのです。
特典目当てに開設して、タスクをササっとこなしてボーナスをもらうのも良いでしょう。
なぜなら、口座開設にコストはかからないからです。
時期をしっかり見極めましょう。
以上、低コストで稼げる国内/海外の仮想通貨取引所のまとめ、解説でした。
仮想通貨取引所を決めかねている方、これから仮想通貨取引をお考えの方にとって有益な情報となれば幸いです。
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