M2E(Move to Earn)は2022年に隆盛を極めたBCGジャンルです。プレイヤーは運動をマネタイズできることから、日本でも多くの人がスマホを片手にウォーキングやランニングをしました。
今回レポートするのは韓国発のM2Eプロジェクト、「MXUP」です。MXUPはNFTスニーカーではなく、ARペットと一緒にM2Eをします。少し違った嗜好でM2Eを楽しんでみませんか?
当記事では、MXUPの始め方/稼ぎ方/攻略法をレポートしています。新しいM2Eプロジェクトをお探し中の方、MXUPについてお調べ中の方々にとって有益な情報となれば幸いです。
MXUPとは?
公式サイト | https://www.mxup.io/ |
FT/NFT | $MXT/$PXBT、MX EGG/PET、Rune NFT |
チェーン | イーサリアムネットワーク |
運営 | MXUP LAB LTD. |
MXUPは韓国発のM2Eプロジェクトで、イーサリアムネットワークを使用します。
多くのM2EプロジェクトはNFTスニーカーを使用しますが、MXUPはARペットを使ってM2Eをスタートさせます。
ARといっても、使用するデバイスはスマホのみで問題ありません。もちろん、ARグラスや他のARデバイスも活用することができます。
FT/NFTの評価
MXUPで使用されるFTは$MXT/$PXBTです。$MXTは$UTとしてプロダクト内で稼いだり、消費したりします。$PXBTはガバナンストークンです。$PXBTもNFTレベルが30以上となると稼ぐことができます。
NFTはOpenSeaでトレード可能となっています。Creator earnings は7.5%です。
運営の信ぴょう性
運営は顔出しをしております。また、サポートメンバーも会社名等を公開しています。正体不明のBCGファウンダーが多い中、レアなケースです。ビジネスマン個人の信用もあるので、ラグプルリスクは他のBCGに比べ少ないのではないでしょうか。
サイトは2022年5月開設です。サーバーは香港となります。
リスクの確認
BCGにエントリーする際は3つのリスクを認識する必要があります。
- ラグプルリスク
- プロジェクトリスク
- FT/NFTリスク
ラグプルは預け入れた資産が抜かれることです。NFTがトレードできないことで、結果的にラグプルになる可能性もあります。
プロジェクトやFT/NFT自体のリスクがあります。プロジェクトが上手くいかないとFT/NFT価格は低迷し、原資回収はほぼ不可能になります。
MXUPの始め方
MXUPはアプリ内ウォレットを実装します。メタマスクは必ずしも必要ではありませんが、イベント開催時などに使用することもあるでしょう。インストールはしておいてください。
下記手順を進めて下さい。
- 暗号資産取引所開設
- $ETH購入
- メタマスクインストール
- MXUPアプリインストール
- NFT購入
- M2E開始
詳しく見ていきましょう。
暗号資産取引所開設
暗号資産取引所で$ETHを買う必要があります。
特にこだわりがなければGMOコインをおすすめします。送金手数料が無料です。
$ETH購入
$ETHはNFT購入やイーサリアムネットワークを使用する際のガス代として使用されます。
余裕を持って購入しておきましょう。
NFT代+数千円分あれば十分です。
メタマスクインストール※任意
メタマスクは必要というわけではありませんが、後でイベント参加などで必要になるかも知れません。また、OpenSeaを利用するという方は必須です。
MXUPアプリインストール
MXUPはAppStore、GooglePlayでダウンロードできます。
アプリ内ウォレットを作成する際に12個のシードコードを入手します。
シードコードが漏洩すると第三者に暗号資産を盗まれる可能性があるので、保管には十分注意して下さい。
NFT購入
MXUPで必要なNFTはペットNFTです。始めはタマゴで購入することになるでしょう。マーケットプレイスが実装されれば、ペット自体が売買されることになります。
M2E開始
ペットと運動をして暗号資産を稼いでいきます。
イベントなども開催されるので積極的に参加して利益を上げていきましょう。
MXUPの稼ぎ方
MXUPで稼ぐトークンは基本的に$MXTとなります。
一日に稼げる量はNFTの保有量とレアリティやレベルによって異なります。
詳しく見ていきましょう。
垂直運動
奇妙に思われるかも知れませんが、MXUPでは階段上り、ボルダリングなどのアクティビティを垂直運動を認識してマネタイズできます。これはどのようなトラッキングシステムを使用するのか不明です。
一部、スマートウォッチには高度計が付いていますが、アプリ内で高度計測ができるプロトコルがあるのでしょうか。
垂直運動にはタワーモードとタイムアタックモードが用意されています。1フロアを3メートルとして換算、マネタイズしていきます。
水平運動
通常のGPS/歩数をトラッキングしてM2Eを行います。1エネルギーで5分の運動が可能です。
スペシャルイベント
ワールドカップが開催されます。特定のタワーを期間内に最速で上ったプレイヤーに賞品/賞金が与えられます。
MXUPの攻略
MXUPで効率的にマネタイズしていくにはどんな戦略が必要でしょう?
他のM2Eプロダクトと同じようにNFTの質とエネルギーシステムをしっかり理解する必要があります。
エネルギーシステムの熟知
まずは、エネルギーシステムを理解しましょう。M2Eにおいては、エネルギーがフルの状態を避けなければなりません。エネルギーは6時間ごとに25%充填されます。いつエネルギーが満タンになるのかを知る必要があります。
また、NFTの数によって使用できるエネルギーが異なります。
さらに、レアリティによってもエネルギーが増加するので、回復時間を計算する際は加算して下さい。
NFTペットの属性値とは?
NFTの属性値はレアリティの他にもタイプが設定されています。NFTによって最適な運動があるので確認しましょう。
H2Hシステムの活用
H2H(Heart to Heart)とはペットとの関係を良くすることで得られる加算収益です。時間ごとにかまってやるとH2Hは加算されます。
3日以上MXUPにログインしなかった場合は、減点もされます。
ドロップアイテムの確認
ラッキーボックスが時間ごとにドロップします。これにはペットとの関係性を良くしていく必要があります。ラッキーボックスはAR上に配置されるので見逃さないようにしましょう。
アイテム活用
RuneNFTを使用することでペットの能力値を上げることができます。稼ぐ力も上がります。アイテム使用するソケットを開放するにはレベルごとに$MXTを消費する必要があります。
利益を最大化するためにアイテム使用も計画しましょう。
ミント戦略
最後に、ミント戦略です。ハイリターンハイリスクです。STEPNで絶望した方は多いと思います。ミント戦略はATH以前に行うことでROIを飛躍させることができます。
ペットは最大7回のミントに使用できます。クールダウンは72時間ですが、その間はM2Eが可能です。
もし、エアドロップやギブアウェイ企画で2つ以上のNFTを入手してしまったという方はミント戦略をとっても良いかも知れません。もちろん、NFTが売れなければ泣くリスクがあります。
まとめ
M2Eは好きなBCGジャンルなのでプロジェクトを応援します。しかし、いかんせん墜落が早いです。最近では広告料を稼ぐ運営も出てきました。そんな方向で良いと思います。実際のビジネスに活用してもらってプロモーション料を稼いでいくといったことも良いのではないでしょうか?
以上、MXUPの始め方/稼ぎ方/攻略法を解説させて頂きました。新しいM2Eプロジェクトをお探し中の方、MXUPについてお調べ中の方々にとって有益な情報となれば幸いです。
コメント