ステーキング
暗号資産、いわゆる仮想通貨:コインを保有しそのブロックチェーンネットワークに参加して対価として報酬を貰います。
銀行預金のようなイメージを持つと良いと思います。
ただし、預け入れる資産が変動の激しい暗号資産であること、そのリスクの見返りとして桁外れの利率を提示されます。
リスク
ステーキングのリスクは3つあります。取引所やDEX自体のラグ(詐欺)、投じたコインの暴落、各種手数料です。
取引所やDEX自体のラグ
もし自分の預けていたコインが中央型の取引所の場合、事業免許を取得した国が保証してくれるのでわずかながら問い合わせて戻ってくる可能性はあります。しかし、DEXという非中央型の取引所が主催するステーキングの場合、HPが消えたりしたら取り立てる手立てがありません。
投じたコインの暴落
トルコリラが暴落したといってもたったの数十%程度です。
しかし、暗号資産コインの場合ゴミ以上に損失を与えるゴミになります。
通貨を異動、使うだけで発生するガス代という手数料の方が高くなってしまい、放置するしかなくなってしまいます。
各種手数料
凄まじい年利をPRする運営はデポジット手数料なるものを数パーセント程度取ります。
数パーセントとバカにしてはいけません。原資回収が数日、数時間遅くなる要因です。
また、コインを引き出すまでにロック期間などを設けているところなどがあります。
そういうところを利用した場合、自分のコインが墜落している様を見ているしかなくなります。
逃げ場はありません。
ステーブルコイン
凄まじい年利を利用しつつ、コインの暴落リスクを最小限にする、そういった戦略を取る人が使うのがステーブルコインです。
ステーブルとは価値の安定機能を重視したコインです。一般的にドルとペッグされています。
つまり、日本人にとってのリスクはドル円の為替リスクだけになります。
ドル円の為替リスクなど暗号資産を取り扱う上では無風、凪の状態に過ぎません。
ステーブルコインの種類
ドルにペッグされたということをアピールする意味もあり、ステーブルコインにはUSDの文字が含まれていることが多いです。
具体的にUSDT、USDC、BUSDなどです。他にもDAIや日本円にリンクしたJPYCなどあります。
どこでステーキングをするか
ステーキングをする場所にも注意が必要です。
バイナンスやバイビットなどの中央型の取引所であれば日本語での問い合わせもでき、かつ高い年利のステーキングが可能です。
高い金利を探している方は魔界をいずれ辿り着くことでしょう。数10,000,000%の年利も珍しくはありません。
しかし、それらは一過性の年利です。惑わされることのないようにして下さい。
せいぜいプール額が数ドル程度の場合のみでしょう。言っていることが分からない方は魔界には近づかないようにお願いいたします。
バイナンスでステーキング
一番簡単な方法ではないでしょうか。
もちろん、日本国内の取引所でステーキングするということであればそれでもいいでしょう。
バイナンスは日本の取引所の年利より数倍~数十倍高い金利のものが容易されています。
なぜ国内・海外でここまで違うかというとバイナンスは世界的にそれほどメジャーでないコインも上場しているからです。
それらコインを買って預けた場合、金利は飛躍します。
バイビットでステーキング
バイビットも非常に利用しやすい中央型の暗号資産取引所です。
預けるだけで金利ゲットだけでなく、コインの新規発行取得にも参加することができます。
おいしいです。マネジメントトークンはBITになります。
DEXでステーキング
パンケーキやBiswapなどメジャーどころでステーブルコインステーキングするのもいいでしょう。
こちらは非中央型の暗号資産交換所となります。その分手数料など取られないので多く年利、リターンを得れます。
ただし、クレーム先がありません。
非中央型というのは個人のウォレットで完結するシステムですので、例えばネットワークの誤った設定、アドレス間違いなどで自身の暗号資産はゴックスしてしまうかもしれません。
ステーキングには先行者利益がある
ルーキーコインをステーキングする方が年利リターンであるAPYは高く表示されます。
これは先行者利益を確保する観点から計上されます。
しかし、ステーキング額が一定数に達すると次第にAPYは自動で下がってきます。
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